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1F

​中野磨里個
​-れるられる-
20256/1(木)16(日)
11~18時 / 最終日16
休  廊  日火・水 曜 日
作家在廊美
6/1(日),2(月),7(土),8(日),
9(月),14(土),15(日),16(月)

2F

manantial背景なし.png
2025年4月~6月まで
開催予定はございません
 
7/16(木)~21(月)
​高瀬將也展開
​中野磨里個
​-れるられる-
20256/1(木)16(日)
11~18時 / 最終日16
休  廊  日火・水 曜 日
作家在廊美
6/1(日),2(月),7(土),8(日),
9(月),14(土),15(日),16(月)

 
 「交々1~4」組み合わせ作品
綿布キャンバスにアクリル絵具 230x230㎜ 2024年 
 「全体の中のひとつ」
パネルにアクリル絵具 410x410㎜ 2022年 
「交々3」
綿布キャンバスにアクリル絵具  230x230㎜ 2024年
「 untitled」
綿布キャンバスにアクリル絵具 230x230㎜ 2024年
 「こもごも」
キャンバスにアクリル 410x410㎜ 2022年
「 交々1」
綿布キャンバスにアクリル絵具230x230㎜ 2024年
「まわる」
綿布キャンバスにアクリル絵具 230x230㎜ 2024年
​~著作権について~
法令に基づき、作品の著作権を侵害する行為、​​作品画像の転用・転載を固く禁じます

 

中野磨里個展

-れるられる-開催について

 

 初めて作家の作品を見たのは、7年前の極小美術館でした。キャンバスには幾重にも心地よく円が描かれていて、パステルカラーの美しい作品でした。「円にはどんな意味があるのだろう?」と作家に聞きました。 「パーソナルエリア:パーソナルスペースを絵画表現しています」とのこと。パーソナルスペースについて説明を受けました。

 ●パーソナルスペース

他人に近づかれると不快に感じる空間のこと。誰しもが持っている他人との距離間に、自分もそうだと思い、改めて気づかされたとの思いでした。

アメリカの文化人類学者のエドワード・T・ホール氏が四つのゾーン(密接距離、個体距離、社会距離、公衆距離)に分け、それをさらに近接相と遠方相に分類した。

作品のコンセプトと着眼点の面白さに強く惹かれました。制作意図の説明では、誰しもが持つ境界線であり、大学4年から大学院へと研究を続けて焼く12年間絵画表現してきました。

 日常生活の中で、意識・無意識を問わず、現代を反映する個々のパーソナルエリアを持ちながら生きている人と人の関わりや動き、ゆらぎ、習性などを様々な円との関係を抽象画表現しています。初夏に相応しいパステルの色彩、リズム感があり、スパッタリング技法(絵の具をブラシにつけて細かい粒状に飛ばす技法)と筆で色をのせて描いています。私には空間に虹色の光が自由に運動し続けるように見えて、明るく軽やかな仕上がりです。

 今展の「中野磨里個展 ―れるられる―」は、岐阜市の画廊では初個展になります。

​この機会にご高覧いただければ幸いです。

​  ギャラリーいまじん 宇佐美 直子

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